撤退を否定したバイデン その真意は
バイデン大統領がテレビ討論会でトランプ前大統領に惨敗した。81歳のこの老人は大統領選から撤退すべきだ、との声が民主党内からも出ている。きのうは新聞もテレビも、この話題で持ちきりだった。きょうの朝日新聞によれば、バイデン大統領は次のように述べて、撤退の意思を否定したという。「仕事を全力で成し遂げられると心から信じていないのなら、再び立候補することなどあり得なかった」(朝日新聞6月30日)バイデン大統領は今、(トランプとではなく)自らの〈老い〉と戦っていると言えるだろう。「見た目」(フィジカル)の老いと戦い、見えない内面(メンタル)の老いと戦っている。上の発言は、「私はフィジカルでは老いたが、メンタルではまだまだ元気だ」と言おうとしているのだろう。だが、これに対しては、次のように言いたがる人も少なくないに違い...撤退を否定したバイデンその真意は